生活習慣病予防とイソフラボン

大豆や大豆製品は、昔から薬として利用されることもあり、民間療法で使用されることもあったようです。
大豆は、良質であるタンパク質を豊富に含んでいるだけではなく、ビタミン類やミネラル、食物繊維も豊富に含まれており、現在においても注目を集めている健康食品なのですが、最近では、さらに研究が進んで、サポニンやレシチン、イソフラボンなどといったような大豆にふくまれている成分の様々な働きにおいて明らかになってきています。
大豆をゆでたりすると泡がたつのですが、サポニンというのは、この泡に含まれる成分なのです。

サポニンの働きのなかで最も注目を集めているのが、脂質が参加するのを防いでくれる抗酸化作用についてです。
脂質が酸化することによってできた過酸化脂質というのは、身体の中で決選を作ってしまう要因となり、動脈硬化や高脂血症、高血圧などと言ったような生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。
サポニンは、そのような過酸化脂質が生成されるのを抑えてくれて、様々な生活習慣病から私たちの体を守ってくれる働きがあるのです。
大部の胚芽の部分に多く含まれているイソフラボンは生活習慣病予防になるポリフェノールの一種だとも言われています。

イソフラボンは、サポニンと同じように、抗酸化作用があるのですが、もっともよく知られている作用としては、身体の中で女性ホルモンの1つであるエストロゲンと同様の働きをしてくれるという点です。
エストロゲンには、骨からカルシウムが失われてしまうのを防ぐような働きがあるのですが、更年期にさしかかってくると、その分泌量が減ってしまいます。
そのために、骨量が減少してしまい、骨粗しょう症になりやすくなってしまいます
イソフラボンには、エストロゲンと同じように骨量が減少するのを防ぐ作用があり、それだけではなく、骨にカルシウムが定着するのを促進してくれる作用もありますので、骨粗しょう症を予防するうえで効果を発揮してくれるのです。